その他、めばちこ、めんぼ、めもらい、おひめさん など地域によって様々な呼び方があります。正式には麦粒腫といいます。
🍀 症状
まぶたの腫れ、発赤、痛み
🍀 原因
まぶたの腫れ、発赤、痛み
🍀 治療
抗菌の点眼薬や内服薬を使用します。腫れが強い場合には切開して膿を出す方が早く良くなります。不衛生にしていると起こりやすいので、よく起こる方は予防として、目の周りを清潔にしておくように心掛けて下さい。
アデノウイルスの感染によって起こる強い結膜炎です。結膜だけでなく角膜(黒目)にも炎症が起こることもよくあります。
🍀 症状
強い充血、痛み、ゴロゴロ感、風邪様症状
🍀 原因
アデノウイルスの接触感染によって起こります。
🍀 治療
アデノウイルス自体に効く薬はないので自分の免疫で治すしかありませんが、細菌感染を併発しないように、抗菌の点眼液と炎症を抑えるためにステロイドの目薬を使用します。
非常に他人にうつりやすく、接触によって感染するので、目の周りを触らず、タオルなどは家族のものとは別にし、手洗いを励行して下さい。 また、幼稚園や学校は休んで下さい。
疲れ目とは休憩によって症状が治まるものをいい、眼精疲労とは休憩しても症状が残るものをいいます。
🍀 症状
目の疲れ、かすみ、充血、鈍痛、視力低下、頭痛
🍀 原因
(1) 目自体の問題(近視、遠視、乱視、老視など)
(2) 環境の問題(VDT作業、近業、乾燥など)
(3) 心的ストレス
🍀 治療
眼鏡・コンタクトレンズ使用、ビタミンB12点眼液の使用などを行ないます。
環境や心的ストレスが原因の場合、それを取り除く、もしくは軽減することが必要です。
VDTとは Visual Display Terminals の略でコンピュータやテレビゲームなど画面を表示する機械のことをいいます。VDTを長時間見ることによって眼の疲れ、ドライアイ、首・肩・腕などの痛みを生じることをVDT症候群といいます。
60歳台で70%、70歳代で90%、80歳代では、ほぼ100%の人に発症しています。
進行すると視力が低下したり、眩しさを感じるようになります。
治療法は、進行を遅らせる目薬を使用したり、手術をして人工の水晶体を挿入します。
近視とは目に入ってきた光が網膜により手前で像を結び、物がぼやけて見える状態です。
治療はメガネやコンタクトレンズを使用して矯正します。
仮性近視とは、近くを長く見続けた結果、目が緊張して、一時的に近視の状態になっている状態で、近視になりかけの状態といえます。この場合は、近くを長く見続けることを控え、目の緊張をとる点眼薬を使用することで改善する場合があります。
ですから、見えにくくなったからといって、メガネ屋さんに行ってすぐメガネをつくるのではなく、特にはじめての場合は眼科で検診を受けるようにして下さい。
結膜とは上下のまぶたの裏側と白目を覆っている膜です。
アレルギー性結膜炎とは、異物に対して結膜が過剰反応を起こし、炎症を起こした状態です。
非常に多い疾患です。
日本人の失明原因の第2位となっています。糖尿病の方は定期的な眼科受診が必要です。
進行すると、レーザー治療や手術が必要になります。