緑内障とは眼圧(眼内の圧力)が高い事などが原因で視神経が障害を受け、徐々に視野(見える範囲)が狭くなる病気です。
40歳以上では20~30人に1人いると言われています。
徐々に視野が欠けていき、進行すると視力も低下します。
最初は自覚症状がないため気付かないうちに症状が進んでしまうことがあります。
眼の中には栄養などを運ぶ房水という液体が流れています。房水は毛様体でつくられ、シュレム管から排出されます。
緑内障の原因の1つとして、この房水が排出されにくくなり、眼圧が上昇し、その圧力で視神経が障害されることが考えられています。